四柱推命術は陰陽五行説が成立した漢の時代から数世紀を経た隋、唐の時代、つまり6世紀から7世紀にかけてそのオリジナルが作られたといわれています。

四柱推命は東西の占星術の粋を集めて作られたもので、その的中率は他の占いの追随を許さない、ひじょうに高いものです。「生まれた年・月・日・時間」を4つの柱とし、五行を陰陽に分けて十干、これに十二支の「干支」を配して、一定の法則、つまり運命方程式―相生―相剋―大過―不朽―旺衰などを考えて、その人の運命を占います。

日本には、江戸時代の中期に、推命学「淵海子平」が中国から渡ってしました。その後、文政年間に長崎の医師・桜田虎門によって「推命書」という書物が著されましたが、これが日本における四柱推命のはじまりです。

自分だけで理解することは難解です。私たち鑑定士は訓練を積んで、難しく見える鑑定結果を、生活に落とし込めるようにわかりやすく解説、紐解きをしてお伝えをします。

風水は占いとは違い、行動を起こし、環境を変化させることによって、悪い運を払いのけ、良い運を呼び込もうというものです。風水は環境科学とも言えます。
さらに言えば、環境を読み取り、自らの運を開くように心に言い聞かせる「環境心理学」とも言えるでしょう。なぜなら、風水とは科学85%、心理15%と言われているからです。「行う×信じる」ことが開運の効果がより表れます。

3千年前、中国で儒教の創始者であり、帝王学を築き上げた孔子が、易経に手を加えました。中国五行説にもとづき、数の1~9までを意義付け、それを人の運勢におきかえることで、人生を事前に予知しようとしたのです。このときから姓名学の第一歩が始まりました。
「文字には命があり霊がある」
文字によってあらわされる人間の姓名は単なる符号ではなく、それぞれの文字の持つ命、霊が複雑にからみあい、その人間の運勢に大きな影響を与えます。
姓名の持つ画数が、その人間の運勢を知るうえで、大きな要素となるのです。

孔子は、「まず名を正しくすべし」との名言を残し、世を去りました。
以来、中国では「名を大切にできない者に、大成はない」「名は自己の分身」という考えが強く息づいているのです。
日本では「名は体をあらわす」といういい方をします。私達日本人は名前に漢字を使っています。そのおかげで、3千年にわたる姓名学の知恵を活用することができるのです。

画数から紐解く姓名学・運命の奥深さ。毎日使っている名前、漢字にこれほどの情報があったのか、と驚く方が多いです。

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